2016年12月20日
咳が出ると仕事に集中できなかったり、夜寝つけにくくなったりと何かとやっかいです。いちいち病院に通うのも面倒なので市販薬を使う人も多いですが、そもそも咳止め薬には本当に効果があるのでしょうか。結論から言うとあります。しっかりと用法用量を守った上で使用し、安静にしていればいずれ薬が効き出して咳が緩和されることでしょう。しかし中にはあまり効き目が実感できないと感じている人もいます。これはなぜでしょうか。実は咳と一言で言ってもその原因は様々です。
風邪の症状により咳が出たとしても、その風邪の原因は人によって異なります。また単に咳止めの薬と言ってもどのようなアプローチで咳を止めるのかは薬によって異なります。つまり様々にある咳の原因に適した薬を使わなければ、薬が上手く機能しないということです。では一体どうすればよいのでしょうか。それは自分に適した薬を利用することです。そのためにも薬を購入する前に、その薬の特徴をよく理解することが大切です。しかし市販の咳止め薬のほとんどが幅広い原因に対応しています。
言い変えれば、咳の完治ではなく緩和を目的としているのでよっぽどのことが無い限り全く効果が出ないということはないでしょう。そのため薬を使用しているのにも関わらず全く症状が緩和されない場合は何かしらの病気も考えられます。その際は市販薬で治そうとはせずにすぐに病院に行くことが大切です。薬は便利ですが過信しないように気を付けましょう。